トナリの王子サマ
いえないこと…

そうじゃない。



ただ...

勇気がないだけ。




怖いんだ…

真実を話したことで、この友情が壊れそうで―




その友情を疑っている私にも否はいっぱいあって…




「伊吹!ちょっといいか?」

「はい?」


鶴ちゃんが私を呼んだ。

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