トナリの王子サマ
「あー成瀬のやろー!何してんだよっ!!」



陽が苛立ちを隠せないでいた。

少しみんなと話していると…




放送がはいって、お母さんが私を呼んだ。

これが本当の別れなんだね…





最後に一人ひとりと握手して、私は前を向いた。


後ろは振り返らない…

振り返れば辛いだけ…




「伊吹っ!!」



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