トナリの王子サマ
目をつぶった。

けど、虚しく唇は優しく何かに触れた…


―けど、以外にもそれは優しくて温かい。

目を開けてみると…



「んっっ…?!///」



床には殴られて伸びている、一稀。

そして、唇が重なっているのは…


成瀬くんのだった。


唇同士が離れ、目が合うと…

いきなり抱きしめられた。


「ひゃっ!」

「黙って?」


私は言われたとおりに静かにする。

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