星のラブレター
小走りで翔の元に駆け寄った。
「遅かったから心配したぞ」
「時間通り来たんだけどさ、
ちか姉が坂の途中で疲れちゃって;」
何回も謝ってるのに
翔に言うことないじゃん…
「そこの坂、急だからな。
都会の人にはキツいかも。
それより疲れたろ?
家入んなよ。
クーラーつけといたから」
翔は18歳。
あたしより4つ年上。
今年から大学生で
しっかりしてて頼りになるお兄さん。
「わぁ☆涼しい♪」
「3時になったら
近くの水族館行くか。」
「うん!」