はちみつ恋


部活の新人戦の前日
思いきって
君に告白しました。

帰りのバスの中は
返事待ちでドキドキでした。


1時間ほど待って
返事はダメでした。

泣きながら
真っ暗な道を歩きました。

次の日普通に話せるか
凄く不安だったけど
君の頑張ってる部活を
こんなちっぽけな
私の気持ちでグダグダに
したくなかったから笑顔で
応援しようと決めました。


それからの学校生活は
ぎこちなくなって君を
私から避けてしまいました。

今思えば
後悔ばかりの日々です。

そしてその年の冬に
君に彼女が出来ました。

その子は私と幼稚園から
今までずっと同じ学校の
同じ部活だった子でした。

悔しくて悔しくて
神様はなんて酷いんだって
思ってしまいました。


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