最強彼氏と最強彼女
そこには高級感漂う3人掛けソファーと2人掛けソファーが2つずつ黒い机を囲む様に置いてあり、窓際にはテレビとミニ冷蔵庫がある。


「さくらちゃんここ座って。」


修二の指差した位置は、すでに座っている要の向かい側の席。和真が取ってきてくれたカルピスの缶ジュースを受け取り腰を下ろす。



それからは休憩時間の時みたいに和真達といろんな話をした。


「帰るぞ。」


そう言って要が立ち上がったので時計を見るとすでに6時を回っていた。もうこんな時間たったんだ。全然気付かなかった。


「送って行くよ。さくらちゃん家どこ?」


「い、いいよ。あたし1人で帰れるから。」


修二の質問にあたしは全力で否定した。





< 21 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop