最強彼氏と最強彼女

この日は休憩時間も溜まり場でもずっと百夜との決闘の話ばっかりした。
溜まり場でも飛翼龍神の全員が騒いでいた。
初めは2階の部屋に4人でいたけど、修二と和真が呼ばれ下に下りていったから要と2人きりになった。




なんか緊張する。要とはたたでさえそんなに喋らないのに～。
しかも好きな人と2人きりだよ？あたし顔赤くなってないかな？




「さくら。」




いろんな事を考えていたら要に呼ばれた。何だろう？と思って要の方を見ても何も喋らない
から首を傾げていると、




「好きだよ。俺と付き合って。」




今までに見た事ない優しい表情で言う。
あたしの1番欲しかった言葉・・・。
こんなに早く聞けるなんて涙がでるよ～。




「うん・・・あたしも好き・・・グスッ・・・」




「こい。」




口角を上げてあたしに自分の元へくるよう促す。