最強彼氏と最強彼女
「そうだね。あたし鞄取ってくる。」




「俺達車に乗ってるから。すみれちゃんも乗せとくね。」




「ありがと、修二。」




あたしは急いで階段を駆け登った。鞄をガッと掴むと今度は急いで階段を駆け降りた。階段を降りるとそのまま車まで走った。




車に近づくと修二が、




「さくらちゃん、今日は助手席に座ってもらえる?」




と言ってきた。最初はなんで?って思ったけど、後部座席を見て納得した。後部座席に4人は
キツイもんね。




「分かった。すみれを運んでくれてありがとね。」




あたしが助手席に座ると車は発進された。









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