狼クン達のオリの中②【完】
「だから、おまえ。
今更、何不安に思っちゃってるわけ?」



「へ?」



綾瀬涼は、あたしの胸のネックレスを触って、小さく揺らす。





「オレのものって、印。
ずっとつけてるくせに」



「あ・・・」




綾瀬涼の誕生日。



綾瀬涼の部屋でもらった、ネックレス。



綾瀬涼はそれを夕日にかざし、キラキラさせて




「でも。
そんなに心配なら」




綾瀬涼が、エロ悪魔の顔で、ニヤッと笑う。



「今度は、由梨の体に、印をつけてやるよ」
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