狼クン達のオリの中②【完】
「え?」



綾瀬涼は驚くあたしの上から退き、あたしの手をつかんで起こし。




「あいつらが。
あまりにも、ウザかったからね?」




ドアの方向を指差し、ウインクしながら、意地悪な表情を浮かべる。




「それと。
おまえのお仕置き」



綾瀬涼が、あたしの額を人差し指で押す。



「は?」



「さっき。
すっげぇ、かわいい顔してた」



綾瀬涼は、エロ悪魔の顔で笑い。



「ドキドキした?」



あたしのおでこに、おでこを合わせる。

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