JKママ
次の日の朝、あたしはベットから起き上がるのが困難なくらい疲れ切っていた。




家の中に入ると、寝ずにあたしの帰りを待っていた弟達に飛びつかれ、就寝時刻の10時を過ぎ、生気の無くした兄の小言を聞かされた。






詩音は何があったか聞く事無く、既に用意してあった救急道具で怪我を何も言わず手当てをし、海斗と陽斗は足のマッサージ。





あたしは何時の間にか止まったと思ったはずの涙が流れていた。


結城愛は家に帰って居なく、少し残念さを覚える。もし、いたら、父に言った事と同じ事を言ってやりたかったからだ。





次にこの家に来る事があれば、絶対にそれ以来、来ることが出来なくなくしてやる。



気まずい雰囲気の中で家族全員で食事をとり、元気の無い挨拶をして学校へと向かった。
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