JKママ
弟ふたりとぎりぎりの所で睨みあいながら家の扉を引く。
「ただいまーー!」
あたしと海斗、陽斗は無駄なくらいでかい声で帰りを告げた。
「おい、みこと!!俺が先だ!!」
「かわいい弟に順番を譲れ!!馬鹿野郎!!」
「あたしが先だ!誰が譲ってやるか、ばーか!世の中舐めてんじゃねえよ」
誰が最初にトイレに入るかで揉めるのもいつもの事だ。
引っ掴みあいをしている間に、兄の詩音がトイレへとのろのろと入ってしまうのもいつもの事である。
「兄貴ーー!!」
「ただいまーー!」
あたしと海斗、陽斗は無駄なくらいでかい声で帰りを告げた。
「おい、みこと!!俺が先だ!!」
「かわいい弟に順番を譲れ!!馬鹿野郎!!」
「あたしが先だ!誰が譲ってやるか、ばーか!世の中舐めてんじゃねえよ」
誰が最初にトイレに入るかで揉めるのもいつもの事だ。
引っ掴みあいをしている間に、兄の詩音がトイレへとのろのろと入ってしまうのもいつもの事である。
「兄貴ーー!!」