隣の君 【短編】
「~(泣)日直やらなきゃ…(泣)」
黒板をけす。
「マイぶっく~私のほ~ん~(泣)」
小説読みたい……。
〔ガシッ〕
!!
急に頭を掴まれる。
「あ…藍川くん………」
「…………〔ジィ──〕」
「なっ…………何ですか?」
「お前なぁ………いい加減にしろっ」
「はい?」
「お前の頭は小説だけか?」
「ハイ☆小説デス!」
「お前……自分の格好気にしろよ!!」
「ハイ?…………」