天国への階段 ―いじめ―



毎日毎日、
何かしら麗子たちに嫌がらせをされて、
クラスのみんなは無視するし、
先生も何も気にしない。




特に、いじめが始まってからの数ケ月間は、衝撃と絶望と涙の連続だった。




プライドはずたずたにされたが、
それでもつまらないプライドだけは強く根付いていて、いじめられている自分がひどく惨めにみえた。




かわいそうなんて思われたらたまらなかったし、笑われるのも嫌だった。






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