【短編】君と一緒に
それまではちびちびチューハイを飲んでいたから、眠気を感じていなかったが、さすがにビールのイッキはきつい。
僕の目はだんだんトロンとしてきて、瞼も重くなってくる。
「はるか先輩?はるかせんぱーい!!」
「…んー?」
「ここで寝ちゃダメですよ!みんなに踏まれちゃいます!」
「…うぅー。」
「私も同じマンションなんで、良かったらうち来ませんか?ほら、立ってください!」
「…はぁーい。」