涙は華のように
「柚歩ちゃん?」

「はい、あんたの鞄。」

「あっありがとう!」

私に鞄を渡すと柚歩ちゃんは零蒔さんの前に立った。

「高橋! 涙華傷付けたらあたしが許さないからね?!」

柚歩ちゃん… ありがとう。

私はこんなに友達想いな柚歩ちゃんと出会えたことを幸せに思います。

本当にありがとう!


「よし 行こっか?」

「じゃあ 涙華は俺の単車の後ろに乗れ」

「えぇ! バイク乗れるんですかぁ?」
< 15 / 48 >

この作品をシェア

pagetop