涙は華のように
「一応ね! 怖くないから大丈夫だよ★」

もしかして亜嗣汰くんも…?

「亜嗣汰くんもバイク乗れるの…?」

「うん?」

似合わない! こんな可愛い顔でバイク乗れるなんて…


「ほら 行くぞ!」

零蒔さんが私にヘルメットを渡してきた。

ヘルメットなんて被りたくないけどせっかく零蒔さんが渡してくれたんだから…

しぶしぶ被ると零蒔さんは私の両脇に手を入れ持ち上げた。
< 16 / 48 >

この作品をシェア

pagetop