涙は華のように
背中に顔を寄せたら
甘い匂いがした。

妙に落ち着く匂い。

私この匂い好き…。

雷哉さんとは違う香水の匂い…


「涙華? 着いたぞ」

はっ! おもいっきり抱き付いてた!

「あっ ごめんなさい!!」

「涙華ちゃん そんなに良かった?零蒔の後ろ」

「うん なんか落ち着く
てか どこ行くの?」

「ゲーセンだよ★」

私は亜嗣汰くんに手を引っ張られてゲーセンに連れてかれた。

零蒔さんは後ろから着いてくる。
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