涙は華のように
亜嗣汰くんと機種を選んで3人で初めてのプリクラを撮った。

らくがきをし終わってプリクラを私が切っていた。

それにしても 零蒔さんかっこいい///



「あっ 雷哉だぁ!」

“雷哉”?

まさかね、 人違いだよね。

「おぉ 亜嗣汰じゃん。
お前が零蒔とゲーセンなんて珍しいな。」

この声…。

「零蒔と2人で来るわけないじゃん。女の子と一緒だよ★」

「女の子?」

「うん、 涙華ちゃんだよ。」

亜嗣汰くんは私の背中を押してあの人の前に出した。

「涙華? おぉ 久しぶりだな!」

私は俯いていた。
私は怖くて隣にいた零蒔さんの服の裾を握った。

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