詩吟う日に仰ぐ空
「助けて」
「どうしたらいいのか分からない」
「苦しいよ」


精一杯上げた声は
誰にも届かなかった

大人は誰も分からない
話せる友達だっていない

私はどこに行けばいい?

「もう大丈夫」

笑えば笑うほど、
私は余計殻に籠る


本当は 本当は 本当は
まだ苦しいの
まだつらいの

助けて欲しい
息が出来ない

誰か助けて──


誰にも、届かない声
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