詩吟う日に仰ぐ空
涙流した夜


悔しくてたまらなかった

焦りすぎて前も見えなくて

気づいたら全部失ってた

取り戻したくても

手立ては無くて

ボクは立ち尽くすしか

ボクは涙を流すしか

出来ずにいた


ああだったら変わってたのかとか

こうだったら良かったのかとか

考え出したらキリが無くて


どうしようもなかった


幸せになれるという確証が無くて

怖くて足が竦んで

踏み出す勇気も無い臆病者

泣くしかなかった


こんなボクはまた捨てられる

意気地なしなんか

誰も必要としてくれない


分からなくて

苦しくて

自分を貶して

他人を恨んで


そしてまたボクは

出られない袋小路に入り込む
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