詩吟う日に仰ぐ空
無音


待つことに慣れて 手を伸ばさなくなった

そうしていれば

サミシイ も
カナシイ も
感じなくなって

息をすることが 楽になった


救いを求めることが
無駄だと知ったわたしは

涙さえも枯れ果てて

ただ生きているだけの
無意味な存在に成り下がった


いっそのこと
サヨナラ できたら

ワタシは わたしのまま

終わることが できたのに
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