好きです、お兄ちゃん
紅茶と
今日、お母さんたちが帰ってくる。やっと私の疲労も、ちょっとは癒えてくれるってもんだ。
それにしても。
短い間だったけれど、私は兄たちの傾向を知ることができたんじゃないかと思う。
まず、修哉さん。
口数が少なく、口を開けば人をバカにしたようなことばかり喋る。優しさを上手く出せないだけかも知れないけれど、「パグ」は完全に悪意でしょ。
次に、蒼哉さん。
一見フレンドリーなのに、中身はとんでもないドS。結構蒼哉さんのおかげで痛い目見てるから、良い印象はない。
うん、まあ、こんなとこ。
どっちにしろ、あまり深く関わりたくないのは同じだ。