19の夏~私の愛した殺人鬼~

 新田はようやくシャットダウンされたパソコンにホッと息を吐き出し、指で目を押さえた。


「疲れましたか」


「あぁ。

派手な画面は見てられないな」


 そういう新田に、藤堂は軽く笑ったのだった。
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