心の友と書く『心友』がいますか?



窓際の席に案内され、ノノちゃんが私の前に座り、横にはなぜか春香が居た。



「春香、私1人でいいんだけど?」



私に気を使ってノノちゃんの隣に座りたいのを我慢してると思って言ったんだけど


春香は私の言葉を無視してメニューを眺めていて、ノノちゃんは穏やかな顔をして窓の外を見ていた。



日差しを浴びてキラキラしている髪の毛とその整った顔は絵になります!ノノちゃん!



ここで写メ撮って売ったら、すごくお小遣いが増えるかも?



なんて考えてる事を知られたら・・・恐ろしや!



「真琴は何にする?」


「あっランチするの?」


「もちろん」


「じゃあお母さんに連絡しとく」



カルボナーラのサラダセットをお願いして、携帯を開いて家に電話を掛けて昼ごはんは要らないからと伝える。



「用意してたのに!」って前に怒られた事があってから、ご飯がいらない時は必ず連絡している。



だって、食べられなくなったらもったいないもんね。


春香はテキパキとノノちゃんの分も注文して


ドリンクバーへ2人で歩いて行ったから、帰ってきたら私も取りに行こうと思っていると





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