心の友と書く『心友』がいますか?
ここまで2人に話したんだしと思って、簡単に状況を説明した。
「はぁ〜」
「へぇ〜」
「は?」
春香、ノノちゃんの声に私は何でそんな言い方?と思っていて。
「これはまた・・・」とノノちゃんの呟く声が聞こえたけど、意味が分からなくて。
「真琴ってさぁ、潤の事どう思ってるわけ?」
「どうって・・・」
親友だよ!とはなぜか即答できなくて。
何で即答できないのか分からなくて。
何でだろう?
「潤に好きな子がいるの知ってる?」
「知ってる」
春香だもんとは言えなかった。
だってノノちゃんいるし。
っていうか
「春香は知ってるの?」
「俺が教えたの」
「うげっ!ノノちゃんが?」
確かにノノちゃんなら潤の事見てるから、春香が好きだって事分かったかもしれないけど。
自分の彼女にそれを言うのか?
私はノノちゃんの顔を見て口をパクパクしてたけど、声は出なくて。
「ちょっとは落ち着いたら?」
春香から受け取ったアイスティーをズズズッと飲み干した。