涙空-ruizora-






―――――――――――――
――……………




やった………




プルル…………プルル…………



「はい、紗楽!どうだった?」


『もちろん、合格だよ!』


「良かったー!」


『当たり前じゃん』


「じゃあ、今夜は3人で焼き肉だな」


『焼肉?超ありきたりだね。とりあえず、帰るよ。』





葛城学院に合格した。



元々余裕だったし、実際簡単だったけど、ここしかうけてなかったから、実は結構ビビってた。



あたしは、新しく始まる学校生活に胸を膨らませ始めていた。







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