可愛い悩み



「んーだって!!」

と言いながら頬をプーッと膨らます朱音は可愛い


【じゃぁ、次のお客様どうぞ】

誘導人みたいな女の人に言われ、懐中電灯を受け取った

「じゃぁ蓮、行こう。」

「おん。」



一歩入った中は、薄暗く涼しい

朱音の顔は見れねぇぐらい暗いし


「れ蓮。怖いよ。」

はぁっ。好きな彼女がこんなになってまで、俺は意地悪はしねぇよ


俺は、朱音の手をギュッと握り

「大丈夫だ。」

っと言った
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