春夏秋冬
二度目の冬
桜さんと出会って二度目の冬。一緒に過ごす初めての冬。
クリスマスの色鮮やかなイルミネーションも街から消え、もうすぐ今年も終わり、新しい年がやって来る。
もうすぐ年が終わると言う事で、桜さん達と少し早い忘年会をする事になった。場所は桜さん達の会社の近くにある居酒屋。美佐さん達の行きつけらしい。
「いやー今年もあと少しで終わるねー。長いような短いような」
ビールを呑んでご機嫌な美佐さん。
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二度目の冬