春夏秋冬
私は本当にバカだ。私は桜さんしか見ておらず、こんなにも私の事を想ってくれる人達がいるのに、私は本当にバカな事をした。
「ごめん…」
「私達じゃなくて、まず謝る人がいるでしょ」
美佐さんがそう言うと部屋のドアが開く音がし、現れたのは桜さんだった。そしていつきは綾さんの側に立つ。
「桜さん…?何で…」
もう海外に行ったと思っていたが…私のせいで伸びてしまったのか。
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