春夏秋冬
「そうですか」
やはり少なからず私の事を気にしてるのか…。
それに仕事も大変そうだし、疲れも溜まっているだろう。
こういう話を聞くと桜さんに会いたくなる。会って笑顔にして、笑った顔が見たい。
桜さんの笑顔を見れば、私の心は一気に安心する。
「いっその事優に全部甘えちゃえば楽になるかもしれないのにね。それが出来ないんだね…相手を想うあまり…」
学生時代の時のように桜さんはまた我慢をしている。また一人で戦っている…。
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