オオカミ少年。
実はあたし、
高校の時、
担任の先生に恋をしていた。
今から思うと、
きっかけなんて
大したことなくて、
たぶん
「大人への憧れ」…かなぁ?
当時のあたしは
幼すぎて、
彼を好きになりすぎて、
全然周りが見えてなかった。
彼が担当していた日本史は
呆れるほど質問攻め。(苦笑
登下校は
彼が来る時間に合わせて。
授業中はガン見(笑
わかりやすいアピールだこと…
そんなあたしのアピールは、
いつしか
周囲に噂されるようになり、
ある時、彼に言われた。
「お前、俺のこと好きなの?」
急な展開に戸惑って
答えられずにうつむいていたら
彼は続けた。
「もしそうなら、
その気持ちは嬉しいけど、
一応俺は教師だし、
お前には何もしてやれない。
だから、
俺なんかやめとけ」
それを聞いて、
あたしはこう答えた…
「何もしてくれなくていい。
ただ先生と一緒にいたい」
高校の時、
担任の先生に恋をしていた。
今から思うと、
きっかけなんて
大したことなくて、
たぶん
「大人への憧れ」…かなぁ?
当時のあたしは
幼すぎて、
彼を好きになりすぎて、
全然周りが見えてなかった。
彼が担当していた日本史は
呆れるほど質問攻め。(苦笑
登下校は
彼が来る時間に合わせて。
授業中はガン見(笑
わかりやすいアピールだこと…
そんなあたしのアピールは、
いつしか
周囲に噂されるようになり、
ある時、彼に言われた。
「お前、俺のこと好きなの?」
急な展開に戸惑って
答えられずにうつむいていたら
彼は続けた。
「もしそうなら、
その気持ちは嬉しいけど、
一応俺は教師だし、
お前には何もしてやれない。
だから、
俺なんかやめとけ」
それを聞いて、
あたしはこう答えた…
「何もしてくれなくていい。
ただ先生と一緒にいたい」