俺のワケアリ彼女
「涼ちゃん探すわよ!はやく着替えて!」
俺は紅の言う通に動いた。
手分けして涼を探すために、紅とわかれた。
朝早くから涼捜索。
まじ勘弁だろ・・・。
これは見つけたら一言言ってやる・・・・。
俺の貴重な睡眠時間減らしやがって・・・。
怒らずにいられるか・・・・!!
旅館の隅から隅まで探したのに、涼はいない。
この旅館は海に近い。
まさか・・・・外に出たのか・・・・?
俺は海に向かって歩いた。
波が浜辺に押し寄せる音がする。
まだ日がのぼってすぐだから、まだ薄ぐらい。
浜辺を歩く。
さすがに外にはいないか・・・・。