俺のワケアリ彼女
・・・確かに・・・紅につきっきりだったし・・・・。
涼寂しかったんだろうな・・・・。
「ふきゅっ・・・・」
俺は無意識に涼の腕を引っ張っていた。
涼が俺の腕の中におさまる。
「ぃっちゃん・・・離して・・・・」
「やだ」
「・・・ぃっちゃん・・・涼嫌いなのに・・・なんで・・・」
涼はモソモソと言った。
「ばーか」
俺を恐る恐る見る涼。
「・・・・涼・・・やっぱり・・・嫌「そーじゃねぇよ」
涙の出そうな涼に笑ってみせると涼は頭に?マークを浮かべた。
こいつはほんとに単純・・・・。
「俺は紅、好きじゃねーよ」
「・・・でも昨日・・・」