俺のワケアリ彼女
ばんそうこうを貼っておしまい。
すると俺は部屋から追い出された。
いきなりかよ!!!
30分くらい待っていたら、涼の声がした。
「ぃっちゃん?」
声のするほうに顔をやる。
「・・・・涼・・・??」
そこには髪を軽く巻いてあってほんのりメイクがされた涼がいた。
「いっちゃん、涼変?」
一回転するとワンピースがヒラヒラと揺れる。
「変じゃねぇよ・・・」
つか可愛いし・・・。
紅がやったな・・・・。
「いっちゃん・・・?」
涼が首を傾げて俺を呼んだ。
俺が涼を見ると涼が笑った。
「いっちゃん、はやく行こ?」