俺のワケアリ彼女
ほんとに純粋な奴・・・。
「・・・・」
涼は目をキラキラさせながら遊園地を見渡してる。
「ぃっちゃん大きいよ・・・!!!」
「当たり前だろ?」
すると涼は少しシュンとした。
「・・・・当たり・・・前・・・なんだ・・」
「・・・涼・・・?」
「・・・涼は・・・当たり前・・・知らなぃ・・・」
泣きそうになる涼に俺は焦る。
めんどくせぇ奴!!
俺は涼の頭をなでる。
「・・・ぃっちゃん・・・・?」
「せっかく楽しいとこ来たんだから楽しめよ?」
すると涼は少しふにゃりと笑う。
「ぅん・・・」