俺のワケアリ彼女



先生が涼にタオルをかけてくれたんだ・・・・。




先生は構わずに歩く。




がん・・・・。




掴んでたらそのまま顔が床にぶつかった。




痛い・・・。




「・・・・」




ポタ・・・・。




血・・・・?




「・・・・」




唇が切れてる。




それを見た先生はティッシュをくれた。




「心配させるな・・・」




先生が涼の隣に座って頭を撫でてくれた。




・・・・。




今なら・・・・、謝れる・・・・。




「せ・・・・先生・・・・ごめんなさい・・・あれは・・・先生に喜んで・・・ほしくて・・・」




だんだん声が小さくなっていく。




・・・・先生・・・。



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