俺のワケアリ彼女
・・・・・。
ルナは涼の髪を引っ張る。
「ぃっ・・・・」
「何、あんた・・・アタシの壱と暮らしてんだよ!!!」
涼が突き飛ばされて床に倒れ込む。
「・・・・・」
涼はただ大きな震える目で俺を見た。
「・・・・」
「アタシの壱に近づくなよ!」
涼はルナの勢いに負けてる。
「・・・壱、またアタシとやり直そう・・・・?」
いきなり俺に抱き着いてきた。
ルナの昔と変わらない香水の香りがした。
「!」
ルナが口を押し付けてきた。
ルナにされるがままにキス。
しばらくすると、ルナはキスをやめて俺を見てニコッと笑う。