俺のワケアリ彼女
「涼、」
学校から帰ってから、涼を壁際においつめた。
涼は必死に逃げようとする。
なんで俺から逃げようとするんだよ・・・・。
「最近どうして俺を避ける?」
涼に言うと涼は少し動きが止まる。
で、黙り込んだ。
「・・・・答えない気・・・?」
俺が低い声出してるのに、涼は口を開こうとしない。
「・・・はぁ・・・・」
俺はため息をついて話しを変えた。
「・・・・孝と何があった」
孝の名前を出すと顔を赤くする涼。
まさか・・・・。
「孝はやめとけ、」
俺がそう言うと涼が俺を見た。
「・・・んで・・・・なんで・・・そんなこと言うの・・・・」