俺のワケアリ彼女
「こんな寒いとこいたら治らないだろ」
俺は涼を抱き上げた。
軽・・・・。
「先生・・・ダメ・・・・おろして・・・」
身体をよじる涼。
俺の部屋のベッドにおろした。
「なんで涼は物置部屋にいた?」
しゃがんで涼と同じ目線にした。
「・・・・先生・・・・うつらなぃょぅに・・・」
「俺気にしないけど?」
「・・・・でも・・・・・」
「一緒住んでるんだから別にいいだろ?」
涼は俺の言葉に戸惑ってる。
「・・・でも・・・先生・・・涼・・・嫌いじゃ・・・・・・・」
「俺は嫌いじゃないから。涼はどうすれば俺を信じてくれるの?」
ちゃんと涼と向かい合って話せた。