俺のワケアリ彼女
家に帰って部屋の奥にしまい込んだ。
涼は風呂。
夕飯を作り途中に涼がパタパタと俺に走ってきた。
「先生、おかえり・・・・!」
「ぉぉ、ただいま」
濡れた髪の涼はなんとなく色っぽい。
「涼・・・、食器並べて?」
「はーぃ」
涼は走って食器を並べに行く。
抑えろ自分!!
フライパンの中の野菜を炒めながら自分にいい聞かせた。
涼はそんな俺を知らないように、鼻歌なんか歌っている。
楽しそうでいいか。
涼の笑顔が増えるのはいいことだし。
俺が我慢するだけなら安いもんだろ。
俺はできた料理を皿に盛りつけてテーブルにおいた。