俺のワケアリ彼女
「先生・・・ふにぃ・・・」
涼は片手にくまを持って明らかに腰が痛そうにして出てきた。
痛くて泣きそうなのか、涙が目にたまっていた。
やべ・・・・。
「涼、身体だるい?」
「痛い・・・」
やっぱし・・・。
俺・・・そんなに余裕なかったっけ・・・・。←
涼を抱き上げて一緒に椅子に座らせた。
「先生・・・?」
「この方が楽かと思って」
俺の膝の上に涼がいる。
「食いもん食うときは、横に置けよ?そのくま。」
「うん、」
俺は安心しきっていたのかもしれない。
涼は俺から離れないって・・・・。