俺のワケアリ彼女



裸なのに気がつかない涼。




「涼・・・はよ」




クスリと笑う。




「・・・ふひゃぁ・・・!」




ようやく気がついた涼がベッドにもぐる。




「ちゃんと服着ろよ」




「・・・先生が脱がしたのにぃ・・・」




「着せてやろーか?」




「涼、自分で着れるもん」




ベッドから顔を出す涼。




「わってる、」




ちゅっとほっぺにキスをしてベッドを出た。




「オハヨーのキス☆」




べっと舌を出した。




すると涼は嬉しそうに笑った。




「先生、おはよう」




涼を部屋に残して俺は朝食を作る。




ベーコンを出してフライパンに入れる。



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