俺のワケアリ彼女



「・・・会いたかったから・・・」




そしたら先生に腕をひかれた。




「・・・先生んん・・・」




先生がキスした。




先生のキスは甘い。




甘いお菓子より、とろけるくらいに甘い。




抱きしめる腕を離してほしくなくて、しがみついた。




「・・・ふ・・・・んん・・・」




先生が好きって気持ちが溢れ出ていく感じがする。




涼は先生が1番好き。




先生しかいらなぃ。




先生の全部が涼を助けてくれた。




先生がいなかったら今の涼はなぃから。




「・・・はぁ・・・」




キスを終わらせた先生はニコリと笑った。




涼の心臓がドキリとはねた。



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