俺のワケアリ彼女
情報って・・・どこからそんなもの・・・・。
「なんか結構複雑だったわ」
バサッと紙を机におく。
・・・・。
・・・両親に捨てられて孤児院で育つ・・・。
「・・・・まぁそこから大人嫌いきてるんじゃないかしら」
・・・・。
そんなことあったのか。
・・・でも、こいつがされてきたことを涼に強要するのは間違ってんだろ・・・・。
ガチャッと玄関を開けた。
「涼ー?」
「・・・先生・・・・お帰りなさい・・・」
涼がくまを持って走って俺に抱き着いた。
「ん、ただいま」
いつもより元気ない理由は、わかりきってる。