俺のワケアリ彼女



「さぁ、答えは?」




校長が俺に答えを求める。




「お願いします・・・・」




「それは私の意見に賛成という意味か?」




「・・・・はい」




これしか答えはない。




涼と離れる。




ポカッと心に穴が出来た感じだ。




「・・・校長先生、ひとつ頼みがあります・・・・」




涼は俺を怒るか・・・・・?





・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・





「ぇ・・・・」




その日の夜。




ベッドの中で涼に言った。




「・・・・涼・・・・ひとりで暮らすの・・・・?」




「少しだけだから・・・・」



< 256 / 363 >

この作品をシェア

pagetop