俺のワケアリ彼女



野菜ジュ-スを置いたのは裕也くん・・・。




あれ以来話しもしていない。




「お昼それだけだと栄養が偏るよ・・・・?」




裕也くんも遠慮気味に言う。




「・・・ぃらない・・・」




小さく言う。




野菜ジュ-スはあんまり好きじゃない。




「あげる」




「・・・ぃらないっ・・・!!」




野菜ジュ-スがボトリと床に落ちた。




「・・・ごめん・・・」




「サイテー」




!?




クラスの誰かが言った。




ぇ・・・?




コソコソと話し声がする。




「俺が悪いんだから、涼の悪口言わないでよ」




裕也くんが言った。




「・・・涼ってウザくない?気持ち悪いし」



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