俺のワケアリ彼女
大好きじゃ足りない Side・涼



「・・・にゅ・・・」




暖かい。




目が覚めると、先生が見える。




珍しく涼のほうが早く起きたみたい。




今日から学校。




クラスに行きたくない。




でも、今は先生がいるから我慢出来る気がする。




「涼、朝から百面相?」




「ぇ?・・・先生!?」




いつの間にか起きてたのか、先生が起きてた。




「何ビックリしてんだよ。」




「いきなり声かけられたから・・・、ひゃぁ?」




すると、先生が抱きしめてきた。




「涼、暖かい」




んー、と伸びる先生。




「先生、おはよぅ」




少し先生に見とれながら言った。




「はよ、」




そう言ってキスをくれる。



< 316 / 363 >

この作品をシェア

pagetop