俺のワケアリ彼女
先生はニコッて笑って、ベッドから出た。
・・・うにゅ・・・。
先生カッコイイょぉ・・・・。
なんてひとりでベッドの中で考えてた。
朝ご飯も学校に行くのも一緒。
嬉しい。
先生と居られることが。
先生といると涼は笑顔になれる。
少し離れていたからか、物凄く好きが増した気がする・・・・。
まだ生徒のいない学校。
先生の車から降りる。
「涼、クラスの奴らから何かされたら言えよ?」
先生も気にしてくれてるみたい。
「うん」
「前みたいに黙ってんな?」
「うん、黙ってない」
そう言うと先生は頭を撫でてくれた。