俺のワケアリ彼女
息を切らした裕也くんがいた。
その後から先生も。
「・・・裕也くん・・・?」
「涼、ごめん俺・・・・涼に酷いことしてた」
裕也くんが謝りだす。
先生も保健室に入ってドアを閉めた。
「・・・涼が追い詰められてるの気がつかなくて・・・・本当ごめん」
・・・・裕也くん・・・・。
裕也くんが頭を下げる。
「裕也くん・・・もういいよ・・・」
「涼・・・・」
裕也くんが頭をあげる。
「裕也くん、涼ね、親に痛いことたくさんされて、いつも悪いのは涼って思ってたの」
自然と裕也くんに話してた。
でも、裕也くんに知ってほしかった。
「周りの先生達も見ないふり・・・涼いつもひとりだったの。でも、この学校に入って先生に逢った。」
先生を見た。